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Jリーグ
アクアエクササイズの環境を持っているプロチームはどれくらいある?
2022.02.21
北京冬季オリンピックも2月20日(日)の閉会式をもって17日間の祭典が閉幕しました。日本代表選手の活躍ぶりには目を見張るものがあり、多くの感動を与えてもらいました。その成果として、金3個、銀6個、銅9個、合計18個という過去最高のメダル獲得数となりました。各競技で素晴らしいパフォーマンスを見せて頂き、本当にありがとうございました。また、各競技の選手の皆様、オリンピックに関わったスタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
さてJリーグでは、すでに開幕しサッカーの熱い戦いが始まっています。プロ野球もキャンプ終盤となり、いよいよオープン戦の時期に入ります。選手たちはキャンプの疲労もピークとなり、リカバリーが必要不可欠の時期になってきているのではないでしょうか。
そこで、リカバリー環境に焦点をあて、日本のプロスポーツにおいて、アクアエクササイズの環境を持っているチームがどれくらいあるかをインタビュー調査により以下の通りリストアップしました。
プロ野球において、アクアエクササイズの環境を持っているのは、セ・リーグで1チーム、パ・リーグで3チームだけです(今後導入予定のチームに関しては保有数に含めていません)。全12球団のうち4チームがその環境を保有しているで、保有率は33.3%です。やはり、セ・リーグは昔から保守的であり、パ・リーグは新しいことを導入する革新的な雰囲気を持っているようです。
サッカーのJリーグにおいて、アクアエクササイズの環境を持っているのは、J1に18チームある中で2チームだけです(今後導入予定のチームに関しては保有数に含めていません)。つまり、Jリーグ全58チームのうちわずか2チームだけがその環境を保有しているだけなので、保有率はわずか3.4%と非常に低い状況です。
ラグビーは2022年1月から新リーグが発足し、D1が12チーム、D2が6チーム、D3が6チーム、合計24チームで構成されています。当初、完全プロ化を目指したようですが、その構想は見送られ、社員選手も混在するというセミプロリーグでスタートしました。リーグワンにおいて、アクアエクササイズの環境を持っているのは、D1で2チーム、D3で1チームあり、全24チームのうち3チームだけがその環境を保有しているため、保有率は12.5%です。
以上が日本のプロスポーツの現状です。残念ながらBリーグではどこのチームも導入できていなので、今後に期待したいと思います。AQUABOXの理念として、日本のスポーツ界にアクアエクササイズを導入し、アスリートの競技パフォーマンスの向上やチームのコンディショニングの改善に寄与し、日本のスポーツのさらなる発展の一助となることを望んでいます。将来的には、日本のプロチームにおいて、ケガした選手の競技復帰や、練習および試合後のリカバリーがスムーズにできるアクアエクササイズの環境整備を推進していければと考えています。
参考文献
JAPAN RUGBY LEAGUE ONE、https://ja.wikipedia.org/wiki/JAPAN_RUGBY_LEAGUE_ONE、 参照日:2022年2月18日.
パーソナルインタビュー(Athletic Conditioning Systems株式会社 安田浩一氏)、2022年1月26日.